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「美味しいですか?土方さん」
総司は上機嫌にわらっている
「//ああ、美味いな」
土方は不覚にもその 笑顔に照れる
「僕ね、お団子好きですけど、お団子よりも甘くて好きな物があるんです」
総司はイタズラってぽく笑う
土方は総司が何が言いたいのか分かったらしく
土方もまた、イタズラっぽく笑う
「そうだな、俺も団子なんかよりも甘くて美味い物を知ってるぜ?」
「へー、なんですかそれ?僕、知りたいなぁ…」
総司は含みのある笑いを浮かべる
「総司…」
土方の瞳が近づく
「ひじ…、歳さん…」
総司はゆっくりと目を閉じる
唇と唇が触れ合う
最初は触れるだけの口付け
それが深くなる
「ん、ふぁ…ふっ」
くぐもった声が土方をまた煽る
「ん、ふっ…んーー」
総司はさすがに苦しくなったのか
土方の胸を叩く
「ん?あぁ、わりぃな」
土方はふっと笑ってはなれる
「はぁ…はぁ…」
「分かったか?甘くて美味い俺の好きな物」
土方は含みの顔できく
「…歳さんが好きなのはこれなんですか?」
総司ムスッとする
「…なんだと思う?」
土方はまた総司に口付けをする
「ん!?」
再び深い口付けをされ、何も考えられなくなる
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