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「魔理沙は逃がしたが……、賊のひとりぐらいは捕まえておかないとお嬢様に合わせる顔が無いよなぁ」
……あるぇ~?
何か私の知らない間に大変なことになってない?
気の所為だよね?気の所為だよね~?
「……というわけで」
ポイッと美鈴に地面に投げ捨てられる。
「ぐえっ」
「あなたに恨みはありませんが、ちょっと観念してもらいますよ?」
拳法の構えをとる美鈴。
おぉ、なんか格好良い……、とか考えてる場合じゃないッ!!
「ちょっ、れれれ冷静になるんだ。
私は魔理沙の仲間とかそういう類の奴じゃない。
私はただ巻き込まれただけなんだ、何の罪もない一般ピーポーなんだ」
「言ったはずですよ、あなたがどういう類の奴でも、とりあえず観念してください。
大丈夫です、手加減はしますから」
彩符「彩雨」
美鈴がスペルカードを掲げると、色鮮やかな光の弾幕が私に向かって放たれた。
あぁ、綺麗だなぁ……、とか考えてる場合じゃない!!
そこで問題だ!何の能力も持たないこの私がどうやってあの弾幕をかわすか?
3択―ひとつだけ選びなさい
答え①ハンサム幽夢は突如反撃のアイデアがひらめく
答え②仲間がきて助けてくれる
答え③かわせない。現実は非情である。
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