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『なぁ、お前いつになったら居なくなるんだよ?』
ナオヤ「ん?あー…うん。」
うん。てなんだうん。て…
前に聞いた時はもう少しとか言っていたが、ついに永遠に居座り続ける気か。
とにもかくにも、今日だけはどこかに行って欲しい。
何故なら、最近付き合い始めた彼女が遊びに来るからだ。
でも、こんなやつがいては彼女には見えなくても俺が困る。
『あのさ、今日だけで良いから…いやダメだけど、お願いだから今日は外に行ってくれないか?明日、俺のプリンやるから。』
俺がここまで下手に出てるんだ。
それにプリンをつけたんだからな。
ナオヤ「えーなんで?俺めんどいからやだし~。」
うざいな。
『今日は彼女が来るんだよだからお前は外に行け。』
ついには命令口調。
コイツが従った事は一度もない。
ナオヤ「え、緋夏琉ちゃんの彼女来んの?うわ超見てぇ~。まぁ、俺に気にせず好きなだけイチャイチャしててよ♪」
気にせずにとか絶対無理。
『あと20分しか無いんだよ!』
ナオヤ「え~見たい~♪」
とかいう会話を永遠20分間繰り返し
―ピンポーン
彼女が来てしまった。
嗚呼、神様いたらコイツをどうにかして下さい…
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