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彼女の名前は都架沙(ツカサ)ちゃん。
ツカサ「こんにちは緋夏琉くん。これ作ってきたんだけど食べて?」
『ありがとう。さ、上がってよ汚いけど。』
ごめんね都架沙ちゃん。
俺の部屋には変なのが居るんだ…
ナオヤ「お、結構可愛いじゃん♪良かったな。」
何が。
『適当に座ってよ。』
ツカサ「はーい。」
俺と都架沙ちゃんはソファーに、ヤツはニヤニヤしながらベッドに座っている。
ナオヤ「なぁなぁ、ぶっちゃけ二人はどこまでいった仲なのよ?」
無視だ無視。
ツカサ「今日は何してたの?」
ナオヤ「二人はどこで出会ったのよ?」
コイツ、わざとかぶせて話しやがって…
『社会の課題やってたんだ。』
ツカサ「あれ、大変だよね。」
ナオヤ「え、無視ですかおーい。」
うざ過ぎる。
ヤツはこの後も永遠と同じように話してきて、ついに俺は
『うるさい!あ…』
やってしまった!!
ツカサ「ご、ごめんね緋夏琉くん…今日は帰るね…。」
都架沙ちゃんはバッグを掴んで出ていってしまった。
都架沙ちゃん、泣いてた。
追いかけなくちゃ!
ナオヤ「早く彼女追いかけないの~?」
そう問いかけてくる直哉の顔はニヤニヤしていた。
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