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「はぁ！！」
先に動いたのは相手。
刀を大きく振りかざし、一直線にこちらへ向かった。
振り下ろされた刀を簡単に跳ね除けた。
金属音がしてまた相手との間合いが開く。
走って切りつけにいく、それを寸でのところで受け止めまた金属音がする。
「…クッ。」
相手が後ろへよろめいた瞬間を狙った。相手の目の前に刀を突きつける。
目が恐怖の色に変わる。その一瞬が自分を駆り立てる。
「終わりだ。」
刀を上げる。
「やめろ！！！！！！」
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