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最初の出会いは単なる昇降口で隣で挨拶を交わした程度、それが何故か毎日同じタイミングに居るから不思議だ。
別に約束はしていないけれどいつの間にか会うのが当たり前になってたが俺は会いたくなかった
「なぁ、なんで俺に会いに来るんだよ。お前なら友達いくらでもいるだろうが」
そう、この狭い高校の敷地でコイツは何度も見たことある。
いつも周りに人に友達に囲まれているのを見たことがある、だからコイツが俺に会いにくる理由がわからなかった。
するとコイツは笑いながら
「…さぁ、なんか皆より君の方がいいって感じ取ったからかな?あっあと僕の事名前で呼んでよ修二」
いつの間にか俺の名前を知ってるし、コイツはなんで知ってるんだよと思いながら俺は朝早い下駄箱で俺より早く来ているコイツ、まぁ俺は何時も予鈴なるくらいに来たのだからな
「俺教室に行くからな…じゃーな」
「…サボるの間違いじゃないの?」
クスクス笑いながらアイツは僕も教室に行くよと手を振って廊下をあるいていったのだった。
なんかアイツの言う通りにサボるのはしゃくだから久々に教室に行った
「……………。」
(…五月蝿い)
久々の教室の感想は『五月蝿い』それだけである、女子はグループつくって声高に話しては奇声あげている、男も変わらんと言えば変わらない。
教室に来た俺に後悔したのは言うまでもなかった。
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