プロローグ

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 次の日は完全に休んでから学校に行った、俺は重い足を引きずるようにして学校に行った (…くそっテスト近くなきゃ行かないんだが…) そう定期試験が近いから俺は学校に来ている、勉強は頑張らなくても何とかなるだろう。 それとアイツに会わないように教室で大人しくしておこう自分の席で座るだけにしておこうとしたのに (……三時限…音楽…移動授業…) 落胆した俺は動きたくなかったのにと思いながら教室を移動するため席を立った。 この学校の音楽室は四階の端っこで移動がめんどくさいのである、この距離の間に俺は人に会うのが嫌だ。 一つの理由に四階は三年のクラスが並ぶ、前に俺は三年に喧嘩をしたことがあり、あれは俺は悪くないと思う俺はただ殴り掛かってこられたから防衛みたいな感じで返り討ちにしただけである。 それと俺は今一番会いたくないのはアイツだ、アイツは多分同学年だろう…よく考えれば俺はアイツの何も知らない、今のとかろ知りたくもないがな。 なのにアイツはいつの間にか名前知っていたなんでだろうかとは思ったが忘れよう。 (…音楽今何やってたかな) そんなこと思っていたが特に何もなく音楽室へたどり着いたし、授業も普通に過ごし俺に当てられる事なく終わり平和に感じたのだ。 授業が終わり教室に戻っている途中だった、階段の下にアイツが居た、目を丸くして (ははっ間抜けな顔…会いたくなかった) そう思った瞬間後ろに気配を感じた、振り返ろうとしたがそれはかなわなかった。 俺の体はぐらりと体勢を崩し階段から落ちた、まぁいいかどこか納得した俺はそのまま意識が途切れた。
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