背中合わせ
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風が舞う度、あいつの長い髪も舞う。その度香る、多分シャンプーの香り。 …何故だろう。ドキッなんて、全くしない。 「可笑しいわね。これで落ちなかった男は居ないのに」 「…嘘だろ」 「本当よ」 「…今のは?」 「嘘」 じゃあやっぱり嘘じゃねぇか。呆れながらも俺は、あいつの吹く音の掠れた下手くそな口笛に耳を傾けた。 …イライラする。
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