謎のお姉さん

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「あなた達…地元のカップル?」 「わぁ~!!」 「キャー!!」 驚いて声のする方を見ると、 金髪で水着姿のキレイな女性が立っていた。 「こんな所で…汚らわしい子達ね…」 「こ・こんな山奥で何してるんですか?」 「そうよ!こんな所で泳ぎの練習ぅ? だいたいね~よその人が こんな所でウロウロしてる方がおかしいのよ!」 愛ちゃんは顔を真っ赤にして声を荒げている。 だけどお姉さんは愛ちゃんの言葉を無視して、 濡れた髪をタオルで拭き取っていた。 僕はそんなお姉さん姿に 見とれていると、目の前に星が見えた。 「ヒカルもっ! なに鼻の下伸ばして見とれてるのよっ!」 愛ちゃんの大きく振りかぶった ビンタをモロに喰らったのだ。
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