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「フフフ…仲がいいわね。」
その言葉に愛ちゃんは、
更に声を荒げて
「私たち付き合ってなんか無いもん!
こんなひょろひょろで
男っ気無くてナヨナヨした子なんか
私のタイプじゃないわ!」
っと言いながら、愛ちゃんは
ビンタを喰らって身を屈めている
僕のお尻をガンっと蹴り上げた。
「イテテテ…
痛いよ、愛ちゃん!」
「あんたが鼻の下伸ばしてるからよ!」
「あらあら可哀相に…」
お姉さんは髪を拭いたタオルを肩に掛け、
僕の目の前に歩み寄ってきた。
「立てる?」
っと手を伸ばしてくれたので
お姉さんに立たせてもらった。
「あ…ありがとうございます。」
「キミ…よく見たら
女の子みたいな顔して…
可愛いじゃない。
チュッ」
お姉さんはいきなりほっぺにキスをしてきた。
「ちょ…何するんですか!」
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