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[それぞれの愛のかたち]
喋れないように
首を締めてやったんだ。
強く、強く
苦しくて 呼吸を求める音。
ひゅう ひゅう 。
ああ あ あ
「 」
「君の声は耳障りだ」
もう、ただの肉の塊となった
「君だった」モノを
僕は笑って見下ろした。
(君はこんな僕に)
(最期まで「愛してる」と呟いた)
(「僕もね、愛してたよ」)
こんな形になってしまったけれど
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