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「んー大丈夫？ハルちゃん？」
「ああ悪い。考え事してた。まあいいよ。一緒に食べよ」
とりあえず四法院のことは心の奥に閉じ込めておく。
正直あんまり考えたくない
「いやあ。感謝感謝ですよ」
「いやあ別にいいよ。お近づきのしるしっちゅーことで」
二人分のハンバーガーを買って有希さんと近くの席にすわる。
「で有希さんはここら辺に住んでる人？」
「んー違うよ。私が住んでるのはねえ…」
と、有希さんは高級住宅街の名前を告げる。
「あー有希さんて結構お金持ちだったりする？」
「はっはは。実は私はお嬢様なのさー」
随分と軽いお金持ち宣言だな…
でも自分で金持ちと宣言したのに嫌味な感じはない。
これは有希さんの人柄だろうか。
でも四宝院といい、金持ちには変わった奴が多いのか？
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