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紗那「ぬくぬくー……ぬ?」
綾「ぬ?どうした?」
唐突にオレから離れ、前を歩きだす紗那。
どうした?オレ寒いんだけど……。
「「綾(ちゃん)!!」」
綾「ん?」
「綾、おはよう」
「綾ちゃん!おっはよぉ!」
綾「陽向さんに蛍さん!!おはようございます!」
オレ達の後ろから走って来る2人の女の人は、オレと紗那の先輩で、オレの悩みとか親身になって聞いてくれる、紗那の次に好きな先輩達だ。
蛍「紗那ちゃんもおっはよぉ!」
紗那「おはようございます!蛍さん!」
ぎゅう…
2人は一度ハグし、そのまま歩いて行った。そんな2人を、オレと陽向さんは、微かに微笑みながら少し離れて歩いていた。
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