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《葵 side》
アルバイトらしき女の子がお茶を持ってきてくれた。
テーブルに置くとき少しだけ睨まれて乱暴にお茶を置いていった。
しかも無愛想。
この子、前にもこんなだった。
敵意剥き出しのような目つき。
あっ、もしかして？
あの娘、司さんのことが？
それなら司さんと私たちのやりとりを見て私に嫉妬して。
納得ができる。
司さんも寛史さんに負けないぐらいイケメンだもんね。
私は寛史さんが一番だけどね。
終
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