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寛史「店の方はどうだ?」
司「ぼちぼちってとこかな。
暇な時もあれば忙しい時もあるし。」
寛史「こっちは新入社員は減るし、前まで役職でも僅かに残業手当がついてたけど、完全にカットされたよ。
まだリストラとかないだけましだが。」
司「どこもホントに大変だな。」
しかし、こいつと真面目な話をしたのはどのぐらいぶりだ?
いつも冗談などしか言わないからな。
司「まぁ、リストラされたらうちの店で雇ってやるよ。
目一杯、こきつかってやるぞ。」
俺は笑いながら言うと、ちょうどつまみを持ってきた葵ちゃんが口を挟んだ。
葵「私が働きた~い。」
司「あれ?寛史は専業主婦が希望で葵ちゃんはそれに従ってるんじゃなかった?」
葵「そうなんだけどね。」
葵ちゃんはチラッと寛史の方を見た。
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