男同士

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マンションを後にし、この辺のことはわからないから全て寛史に任せることにして、寛史のおすすめの居酒屋に入った。 店内はあまり広くなくて居酒屋なのに居酒屋らしくないって感じだった。 俺たちは端のテーブル席に座ることにした。 初めのオーダーはお互いに生ビールで乾杯はなしでそのままグイっと。 ビールが飲み終われば、まぁ適当にそれぞれが飲みたいものを注文し、かなりアルコールが入ったところで、 寛史「最近はどうなんだ?女だぞ。」 と、言い出した。 司「お前が女のことで言うなんて珍しくね?」 寛史「葵がお前のこと、未だに独身でいたいかと思ってるのか気にしてたからさ。」 なんだ。 そうだよな。こいつが心配するわけがないんだ。
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