ドール達との出会い

ＳＤお迎え 月（ユエ）編

東京から帰宅。

すると矢張、案の定
母は困惑したような表情で私の帰りを待っていました。

「ねぇ、あのえらくバカデカイそれこそ棺おけみたいな大きさの箱は何なの？あんたしょーもない物買ったんじゃないでしょうね？」

あぁ、母に何が届くかきちんと説明してなかった

「お人形だよ」
私がそう答えると母は首を傾げていました

「いや、人形ったってさこんなデカイ箱で来るものなの？普通３０ｃｍくらいの箱よね？」
母はどうやら人形といえば２７ｃｍのジェニードールだと思い込んでいるようでした

ダンボールを開封し
藤椅子が

「あら、えらく大きい藤椅子ね」
母はまた首を傾げています。

更にボークスの旧箱（赤いＳＤの箱）を開けるとそこには旧ボディののちゃんが

「あら、アンティークドール？えらく本格的でえらくはいからな趣味ね」
母はＳＤをアンティークドールだと思い込んでしまったようです。

「でも、こういうアンティークドールって高級品だからえらく高かったんでしょ？」

ええ安くはないです。
高かったです。

「あぁ、この子オークションで安くなってからついね」
嘘は言っていません。ｗ

ついにＳＤののちゃんとご対面です。
２００７年４月１日の事でした。