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「君は何を聞いていたんだ。言っただろう?trick or treasure 悪戯か、さもなくば宝か。
この僕が菓子みたいな子供騙しが欲しくてわざわざ君の家までやってくると思っているのか?」
「いつもとやってる事変わんねえじゃねえか」
「当たり前だろ、今日は合法的に恐喝が認められた日だ。それを利用せずにどうする」
「政府だって恐喝を認めたわけじゃねえ!」
ああ言えばこういう。
そもそも端から彼に口でかなうはずもない。
「…ったく…なんかあったかな?」
「さっさと宝を寄越さないと、君のバイクを悪戯で族仕様に改造するぞ」
「悪質だなオイ!」
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