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美沙はどんどんヒカルを好きになっていった。
ある日...
美沙が病んでいる時に初めて彼女は学校をさぼった。そんなときもずっと彼がそばにいてくれたんだ。
「さぼりたいときはさぼっていい。ただ何かあったときに恨むのは他人じゃなくて自分にしろよ。」
ヒカルは年上らしいことを言う...
「大人だね...」
「これでも成人してますから。」
ヒカルと美沙のとても楽しそうな声が街にひびく。
「私ね...いじめられてるの。先生も信用してくれないの。」
美沙が突然そう言うとヒカルは軽蔑も何もなしに...
「美沙が頭が良くて可愛いから僻まれてるだけだよ。」
そう言って笑ってくれた。美沙の心の中に好きが芽生えていった。
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