第一章

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母子家庭で育ったからお父さんの存在など知らない。 お母さんはいつも知らない男を連れて来ては寝ていた。 そんな行為を私は6才の時に覚えた。 だから思春期が来たらいろんな男を騙し続けていた。 好きでもない男に抱かれ 好きでもない男とデートして 毎日飽きないのかっていうくらい男と遊んだ。 遊んだら捨てる。 抱かれたらそれっきり。 そんな事を繰り返した。 あの人… 早川隼人に会うまでは
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