14人が本棚に入れています
本棚に追加
悠斗の強い抱擁の後、私は悠斗の部屋にいた。
今から何をするか、分かってる。
「紗智は絶対後悔する…」
悠斗は私の前でさっきからそればかり繰り返していた。
「もう何回目なの。あたしは大丈夫。自分で決めたんだから。何があっても悠斗の側にいるって…」
悠斗はその言葉を聞くと、優しく微笑み、私の髪を撫でてくれた。
「ありがとう…紗智」
悠斗はゆっくり顔を近付け、私にキスを求めた。
私はそれを受け入れた。
そして…
私は悠斗を受け入れたのだった…
最初のコメントを投稿しよう!