第1章

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「はぁぁぁ~終わった~」 今日は高校に入って初めての中間テストだった。 私はそそくさと帰る支度をし、校舎を出、自転車に乗り、家へと帰る道をゆっくりこいだ。 …こうゆう日に限って、何かある… だって… テスト… 最悪だったもの。 嫌なことには嫌なことが重なる。 泣きっ面に蜂だ。 「あ~あ…何かいいことないかなぁ…」 そんなことを考えながら、自転車をこいでいた。 道のりは、長い。 学校から家まで45分かかるのだ。 なんでこんなとこ選んだんだろーな…なんて、ただ学力がそこにぴったりなだけだったんだけど。 いつもいつも暇な帰り道… 本当に…何かおこらないかな。
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