第2章

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あのテストの日から、私と悠斗はたびたび会うようになり、その度に他愛もない話をしていた。 私はそれだけで嬉しかった。 ある日、悠斗は私に学校の話をしだした。 「あ~あ…最近学校つまんなくてさ…」 「あらあら。どうしたの?」 私はまた授業がつまらんとでも言うだろうと思っていた。 「実はさ…俺の学校女子が多くてさ」 「…え?」 少し驚いた。 「女子ってウザいよな~。すぐ寄って来てメアド聞いてくるんだぜ?」 「……」 言葉が返せない… 私も… 女子なんだよ? 「迷惑だよな~そうゆうの」 ズキン あれ?おかしいな… 胸が痛いよ…
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