第2章

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メアド…知っちゃった。 何をメールすればいいかわかんないや。 …ささいなことでもいいかな? そして、私はこう文を打った。 『最近、学校どう?』 かなりドキドキだった。 手が震えた。 返事が返ってくるまでのほんの数十秒が長く感じる。 まだかな… まだかな…     ~♪~♪♪~♪ 「き…来た」 思わず声が出てしまう。 そしてまた手が震える。 ドキドキする… 恐る恐る… メールを見た。 『う~ん…まぁ普通かなo(^-^)o』 ほっとした。 案外普通なことに。 それからまた他愛もない話で盛り上がった。 私は悠斗とのメールが来る度、送る度に手が震え、ドキドキした。 やっぱ…恋してるんだなぁ…私。 このドキドキを… あなたも感じてますように…
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