親友

6/14
前へ
/148ページ
次へ
下手に慰める事をあえて僕はしなかった。落ち込んでいる時にいくら慰めたって辛く苦しいのは変わらない。『慶太郎君、今日は帰るけど明日学校休んで朝から来るよ。久しぶりに二人で映画行こう』慶太郎君はコクリと頷いた。心配だったけどまた明日と約束して僕は家を出た。今から紗理奈に会いに行こう…。僕は紗理奈を殺したいと思っていた。慶太郎君を苦しめる奴は僕が許さない。 紗理奈の携帯を鳴らし呼び出した…。
/148ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1494人が本棚に入れています
本棚に追加