親友

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さすがに制服じゃまずいから一度家に帰り着替えた。母さんには塾だと思ってるから10時半には帰りつかなくちゃならない。今7時だから時間は充分だ。父さんを刺したナイフをポケットに入れて紗理奈の待つ駅へ急いだ。ラブホテルには監視カメラがあるはずだ。僕は帽子を深く被り顔を隠した。紗理奈は腕に絡み付いている。 僕達は適当な部屋を選び入室した。 紗理奈は大分その気らしくベタベタと甘える。僕はそっと抱きしめたんだ。
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