葛藤

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部屋へ戻り僕はいつの間にか眠りについていた。そしてまた、美紀に起こされた『お兄ちゃん、だらけ過ぎだよ!自分で起きてね、美紀はお姉さんじゃないんだから』にっこり笑って出て行った。 今日は学校へ行こう。母さんが心配するし。相変わらずダルい身体を無理に起こした。『ほら、大ちゃん、急いで!本当に遅刻しちゃう』『お兄ちゃん、お先に!』美紀に背中を叩かれた。急がないと慶太郎君が待って…そっか、もう居ないんだ…
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