18歳・決意
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ロープに手を伸ばした時僕にははっきり見えたんだ…楽しかったあの頃の亮君と慶太郎君がはしゃいで遊んでいる。僕も幼い自分に戻っている。幻覚?それでも構わない『亮君、慶太郎君、待ってよ!僕も仲間に入るよ』 ロープを首に巻き僕は腰掛けていた木の幹から飛び降りた… 『大輔君、遅いよ!ものすごく待ったんだから!』 これからは三人ずっと一緒なんだね。 振り返ると18歳の僕がゆらゆらと揺れていた…。さようなら、僕。
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