友達の死

9/10

1494人が本棚に入れています
本棚に追加
/148ページ
『亮君!行くよ!』 僕は岩の後ろへ素早く回り力の限り押した。あっさりと岩は崩れ落ち視界から消えた。落ちるまでの瞬間はスローモーションみたいな感じだった。 身体中がワナワナして物凄く気持ち良かったのを覚えてる…今でも。そして岩が目の前から消えてすぐ何かが潰れる音が耳に届いた。『亮君!』 返事がない。上から見るとよくわからない。僕は亮君の側まで見に行く事にしたんだ。
/148ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1494人が本棚に入れています
本棚に追加