友達の死
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『亮君!行くよ!』 僕は岩の後ろへ素早く回り力の限り押した。あっさりと岩は崩れ落ち視界から消えた。落ちるまでの瞬間はスローモーションみたいな感じだった。 身体中がワナワナして物凄く気持ち良かったのを覚えてる…今でも。そして岩が目の前から消えてすぐ何かが潰れる音が耳に届いた。『亮君!』 返事がない。上から見るとよくわからない。僕は亮君の側まで見に行く事にしたんだ。
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