15歳

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塾に七海は来て居ない。でも公園には来る…必ず。 授業の間僕は七海と付き合った楽しい時間を思い出していた。キスしたのも七海が初めてだった。僕は殺る前にどうしてもしたい事があるんだ。僕はまだ七海を好きだ。この思いを断ち切るためにやらなきゃならない。例えそれが七海に恐怖と絶望を与えても…僕が満足するならそれでいい。 授業が終わり僕は公園へ向かった。人影が見える、七海だ。
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