17歳

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家族にやっと平穏が戻った頃、僕は高校2年になっていた。 『大輔君、明日買い物付き合ってよ!マックおごるから』 慶太郎君が両手を合わせ僕に頼んでいる。僕は笑った『やだなあ、そんな頼み方しなくても行くよ。暇だしさ!』慶太郎君が嬉しそうな顔をする。 慶太郎君はずっと変わらない。 この先も変わらずそのままでいてほしい… ずっと。
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