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別れ。
ジムを出てからブルーは口を開いた。
「私、マサラタウンに用事があったんです。だから…その…。」
「わかってるよ。ここで別れるんだろ?」
えっ!?とブルーは驚いた顔をした。
「グリーンさんの戦い方とブルーの戦い方があんまり似ていたんでね。マサラのトレーナーなんだろ?」
「は、はい。まさか気付かれていたとは…。ゴールドさんと一緒に旅して勉強なりました!次に会う時には負けませんよ!」
ああ、と二人は握手すると別れた。
「またな!」
と最後に手を振るともう振り返るコトはなかった。
「早くおじいちゃんにあのポケモンについて話さないと…!」
ブルーはマサラタウンへと急いだ。
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