異世界

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―――はずだった。 あれ?痛くないぞ? 反射的に閉じた目を開くと、そこには頭から胴体まで真っ二つに切り分けられた化け物の死骸と大剣を肩に担いだ大男、そしてその脇に女の子が立っているのが見えた。 「大丈夫か?」 大男が尋ねる。その声は威厳と風格に満ちているといえた。 「あ……はい。」 威圧感パネェ… 「お前が王が言ってた異世界から来た救世主だな?」
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