異世界

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「はい?」 救世主? 「もう一度聞く、お前が異世界から来た救世主だな?」 「えっと…話が見えないんですけど~…?」 「だから、「もういいわ、ジェイド、私に代わって」 少女が前に出てきて話を遮った。 黒いセミロングの髪に蒼い目が印象的だった。 一方、ジェイドと呼ばれる大男の方は、金髪のツンツン頭で、上裸の姿からは逞しい肉体がうかがえる。 「いきなり失礼したわ。私はカノン。彼はジェイド。 かい摘まんで伝えます。 ここはあなたにとっての異世界で、あなたをここに呼びました。 お願い!どうか私達を救ってください!!」 「えぇ~~~!?」
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