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「貴方達にはアタクシ達に助勢してもらうザマス。」
また起こるざわめき
「もちろん、タダとは言わないザマス。戦争に勝利したあかつきには…
すると、召し使いが二人ベールに包まれた何かを持ってきてそれを引きはがす
これを差し上げるザマス!」
そこには山と積まれた金塊があった。
仮にここ全員にわけても一人当たりの額は相当な金額になりそうだ。
沸き上がる歓声
今日一番の盛り上がり
「ただし!
金塊を受け取れるのは戦って生き残った者だけザマス。」
歓声は沈黙に、
沈黙は怒号に変わる
「ふざけんな~!なんで俺達が戦わないといけないんだよ!!」
「俺達を元の世界に帰せ~!」
「静かにするザマス!!
最初に危険を冒してもらうと言ったザマショ?
それに、貴方達には拒否権はないザマスよ?
何しろ元の世界に戻れるのはこの世界にある『時空のほこら』だけザマス。
そしてそのほこらは魔族側の領土にあるのザマス!」
再び沈黙
「おわかりザマスか?ではこれからについて説明するザマス。」
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