3人が本棚に入れています
本棚に追加
人形のような少女が物音なく現れた
占い師のような衣装を纏っている
『ローヌよ、すぐさま各地に散らばる魔将四天王を呼び出せ。全員だ。』
『…わかった。』
ローヌの持つ水晶が輝き始める。しかし、
「お待ちください!わざわざ四天王を呼ばなくても、僕が行きますよ?」
レインが微笑を崩し、あわてて割って入った。
『念には念をだ…。LEVEL5が本当ならば、お前でも危ないだろう…?』
「しかし…!」
『安心しろ…。どちらにせよ、お前には先行して向かってもらう…。その力を試しに行きたいのだろう?』
それを聞くと、レインはニヤリと笑い、
「ありがとうございます。」
先程の微笑を取り戻した
『…いい?』
『おぉ…、すまなかったなローヌよ…。呼び出してくれ…。』
許可を得ると再びローヌの水晶が輝き始める
最初のコメントを投稿しよう!