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それから終業のベルが鳴って帰る時間になった
ちなみにひとりで教室の隅で逆立ちしながら森のくまさんを熱唱する慎司に話かける猛者は誰もいなかった
「さぁ～、調査行こう！！」
「光、ちょっと待ってて」
俺はいまだに森くまループを続ける教室の隅の変態(慎司)に近づいて
「♪くまさんの～言うことにゃ～お嬢さぐはぁ！？」
すぐさま一蹴してやった
「痛って～！……ってあれ？もう放課後じゃん！？」
「これから光が遊び行きたいみたいだから付き合うぞ」
「違うよ～？調・査だよ！！」
「ところで、何処行くかくらいの目星はつけてんのかよ？」
「う～ん………わかんない！」
「……。」
こんな調子で俺達の噂調査が始まったんだ
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