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僕は戸島さんの近くまで走って行き僕は蜘蛛人間をぶん殴った。
だが、そんなのはきかないと言わんばかりにこっちを睨んでおもいっきり腹を殴ってきた。
僕は呼吸が出来ないほどの痛みを腹に受けた。
立っていることなんて不可能で殴られたすぐに、地面で腹を押さえてゴロゴロした。
戸島さんにだんだん近づいてくる蜘蛛人間。
僕は最後の力を出して蜘蛛人間の前で、戸島さんを守るように手を広げた。
容赦なく拳らしきとこから白い糸が出てきて僕はグルグルにされた。
蜘蛛人間はまるで僕をサンドバックのように木の枝に白い糸を絡めさせ僕を吊した。
僕は何もすることが出来ずにただ涙を流すだけだった。
戸島さんに蜘蛛人間の手が触れた時、
蜘蛛人間は、弾き飛ばされた。
・・・僕は驚いた。
戸島さんの右隣り辺りから拳のような物が出ていた。よく見るとそこには、得体の知れない物体がいた。
顔には鬣、
胸にはXの文字、
肩には毛のような物が付いていて、
腰にはベルトのような物が付いていた。
まるで2足歩行のライオンだった。
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