3人が本棚に入れています
本棚に追加
その人は、
「怖かったみたいだったね。」
「ごめんね。」と言って僕に着いていた糸を全部取ってくれた。
その人は
「大丈夫!?」
と聞いてきたので大丈夫ですと答えて僕は急いで戸島さんの近くに行って、戸島さんの糸を取った。
(真鳥)「ありがとうございました。」
(普通の人)「怪我がなくて良かった。」
優しそうな顔でそう言ってくれたので僕は安心した。
(真鳥)「あなたはいったい!?」
(普通の人)「俺!?」
(普通の人)「俺は
風都 獅子(26歳)だ」
(風都)「君は?」
(真鳥)「僕は
真鳥 倫吉(15歳)です。」
(風都)「15歳というと、中三?高一?」
(真鳥)「高一です!」
ふ~んという顔で、
なんで山にいるの?と聞かれたから
今までの出来事を全部言った。
すると
風都さんは、
(風都)「早く下山しないとやばいんじゃない?」
と言われてさすがの僕も、やばいと思い。
戸島さんを背負って、
風都さんに別れをつげて、急いで下山した。
そこには、心配した様子の先生と竜と由利子がいた。
(先生達)「大丈夫か!?」と聞いてきたので、
(真鳥)「大丈夫です。」
(真鳥)「転んで気絶したみたいなので」と適当な嘘を言った。
なぜなら、風都さんにこのことは絶対に言ってはいけないと言われたからだ。
最初のコメントを投稿しよう!