遠足

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それから2時間後に目的の山に着いた。 バスから降りて注意事項の話を聞いた。 班の形になって山を登った。 僕の班は、親友の矢島 竜と女友達の 戸島 美恵と山川 由利子だ。 戸島さんは高校で知り合ったばかりで、あまり話したことはなかった。 竜と由利子は小学校からの顔見知りで僕の1番の理解者達だ。 山を登り始めて30分くらいの時に、急に変な胸騒ぎがした。 戸島さんは、僕の異変に気が付いたみたいで、 「大丈夫!?」と声をかけてくれた。 胸騒ぎなので僕は大丈夫だと思い 「大丈夫です。」と笑顔で、握りこぶしの親指を立てて言った。 だが事件は起きた。
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