生徒

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頬杖をついて黒板…じゃなくて水谷先生を見る。 ちらっと時計を確認すると、もう始まってから10分も経ってしまった。 他の教科は時間が経つの遅いのに!! 「ここにχを代入して…」 黒板を書くときのチョークの音と低い先生の声が心地好くて 更に付け加えるとすれば、周りの睡眠モードが あたしを夢の世界に引きず着込もうとしている。 寝るなー!!自分 頑張れ!!真由 でもやっぱり睡魔には勝てな… 「望月!!お前、半目キモいぞ」 .
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