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嫌な予感が的中した。
夢であってほしいと思ったが、現に今、向井は望月に告白している。
望月はどうするんだろうか??
田崎先生に言われて、やっと覚悟というものが出来はじめたと思ったのに。
好きなんだと自覚してきたのに。
これで振られたら、元もこうもない。
俺はまだ何もしてないんだ。
「ごめんなさい…あたしには好きな人が「…知ってる」」
「実は振られるの覚悟で告白したんだ。でも…アイツとは上手くいくはずがない」
「わかってるよ!!…それぐらい…でも好きなの、想いは届かなくてもいい。
傍に居るだけで、姿を見れればそれで良い」
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