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気がつくと俺は望月を見なくなっていた。
もし、目が合ってしまった時に軽蔑するような目で見られるのが怖かった。
俺はただの臆病者だったんだ。
望月が学校にあのことを言ってないかも不安だったが、校長に呼び出されないのが言ってはいないという証拠でもあった。
「先生、聞いてる??」
はっ!!っとすると目の前には望月じゃない女子生徒。
知らないうちに自分の世界に飛んでたみたいだ。
放課後
この女子生徒に問題を教えてほしいと無理矢理連れ出された。
「悪い。…これはこの公式を使って……」
こうしていても望月が頭から離れない。
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