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「いいから聞け」
「嫌」
「望月…」
「んっ?!」
どうしても聞かないと言う望月を黙らせる為、引き寄せてキスをした。
望月は驚いた表情で、やっと黙ってくれた。
望月がその態度だったら、俺も我慢しない。
それが本当の気持ちなら、俺達は想いが通じあってるんだよな??
「どうしてお前はいつも話を聞かないんだ。どうしてお前はいつも話を勝手に解釈しようとする??」
「俺は一度もお前をただの生徒だと思ったことなんてない。お前をからかいがいのある奴だなんて思ったことなんてない」
「好きだ――
俺は望月が…真由が好きだ。でも、どうしようも出来ないことなんだよ。
俺は先生でお前は生徒
これは紛れもない真実なんだよ」
「だけど思った…それが何なんだって。お前が向井に告られてんの見て抑えられなくなった。こんな壁打ち壊してやるって思った」
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