鬼の上司

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それより櫛名田姫だと? 神が転生したってと言うのか? ならヤツラはそれをどうしようと? 疑問が山積みになって行く。 その時、ガキが剣を薙いだ! 俺と純が吹き飛ばされた。 おいおい、妖刀ムラマサクラスじゃねーか。 純も動けるようにはなってきたみたいだ。 一気にかたをつける方法はある。 舞雪の血を吸うこと。 ただし、それにはかなりのリスクが伴う可能性がある。 俺は妖気、仮に舞雪が櫛名田姫だった場合向こうは神気。 相反する力が暴走する可能性がある。 (神様の血を吸ったヴァンパイアいんのかよ?) 「さてリアルルの諸君。時間が惜しいんで早く終わらせるよ」 ガキが新しい剣を出した。 おいおいシャレになってねぇ! 見るからに妖力が半端ねぇ。 ダメだ、退くしかないか。 「純!いったん退いて体制を立て直すぞ!」 「りょーかい!」 俺達は全力でその場から逃げた。 みっともねぇ・・・。 俺達が惨敗した後、ガキ・・・真百合が言った。 「櫛名田姫、我が妻よ。怖がらせてゴメンよ」
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