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「あのー、なんか仕事ありませんか?」
ハローワークの窓口に無駄に目立つ銀髪の男が立ってる。
そう彼こそがSS級の統制機構反逆者『ラグナ』
死神の異名を持ち、一人で統制機構の支部をいくつも潰してきた男。
そんな彼でも勝てないものがある。
時の流れ
空腹
森プロデューサーetc…
とにかく彼は空腹により瀕死の状態にいた。
しかし、彼は一文無し。
働かねばならなかったのだ。
「何か経験は?」
ラグナの目の前の男が言う。
「あ、破壊活動を少し。」
「お帰りください。」
男が冷たく言い放った。
「ちょっと待って下さいよ。何でもしますからー。」
そうラグナがせがむと男はため息を一つついて…
「本当に何でもする?」
と訊ねた。
「はい、本当に何でもします。うざいやつとかぶっ飛ばしますし、うざいもの全部ぶっ壊しますよ。」
そんなラグナはお構いなく男は紙を取り出しそこに何か書くとラグナに突き出した。
「今からここに行ってきな。頑張れよ若者。」
「おやっさん…。」
そう言うと、ラグナはハローワークを大急ぎで出て行った。
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