‡給料差押え‡

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やはり、給料差押えの話に面食らってしまったお義母さん。 お義母さんも、かなりパニクってる様子だ。 とにかく、本人と話してみない事には、詳しい事情が分からない。 本人と連絡を取ると言う事になって、電話は切れた。 その後、私も毎日のように隊と自宅に電話をしたが、一向に連絡が取れる事はなく過ぎて行った。 どんな事情があるにせよ、完全に逃げている。 この態度が許せない。 キチンと本人の口から、事情の説明や謝罪があるならともかく… イライラも頂点に達して来る。 頭の中に浮かぶ『離婚』の二文字 母に、気持ちをぶつけてみた。 「離婚しようと思ってんだけど!! どっちみち、一緒に暮らしてる訳じゃないし、最初っから母子家庭と一緒じゃん!! 連絡も全く取れないし… 無責任だよ! ぁああ~あ こんなんじゃ、これから先一緒にやって行く自信もないしさ~」 すると母は、 「別れるなんだなんてのは、そんなのは子供が出来る前の話し… だから、子供なんか早々作んなきゃ良かったんだ! 考えろよって言ってんのに、後先も考えずに行動すっからだ!」 「じゃ、 どうしろって言うんだよ!!! このまま連絡取れなかったら同じじゃん!!」 「もう少し、様子見なきゃどうなんのか、お母ちゃんもわかんねえな。」 「このままだったら、私だって困るよ! 生活費もなきゃ、子供だって育てらんねぇし…」 「別にウチで生活してる分には、今んとこ何も困る事もないし… ちょっと落ち着いて様子見なきゃ、何ともわかんないよ。 だからあれ程、子供なんか作んなって言ったのに…」 今更、そんな事言った所で始まらない。 しかしこの後も、延々と子供の事、私の性格の問題など母の嘆きは続いていた。 私自身も1日も早くこの家を出たかったし、このままじゃいつまで経っても自立出来ないよ。
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