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「お……い……きろ………」
うるせー声だぜ、もう少し寝よ
「起きろ、騎澪!!!」
あーやかましいなぁ、寝直そ
「起きんか……なら霧崎家家訓第五条『起きないのならいっそ永眠』によって死ねえい!!』
ガキンッ
騎澪「なぁ親父、マジで殺す気?」
俺はそこら辺にあった金属バットで親父が振り下ろした刀を防いだ。
「大丈夫だ騎澪!刃引きしてあるからな!!ハハハハッ」
騎澪「刃引きしててもあの速度で振り下ろされたら死ぬわ!」
なぜ俺の家に刀があるかと言うとウチの家系は代々妖怪や悪魔を退治しているからだ。因みに俺は悪魔を狩る専門だ。何故かと言うと適正があるらしく、霊力が上手く扱える奴は妖怪、魔力が上手く扱える奴は悪魔らしい。そして俺には何故か
「騎澪早く支度をしろ!悪魔と妖怪が大量に出たらしい」
チッ邪魔が入ったな
騎澪「分かったよ!何で空気読めねぇんだよ親父」
ガンッ
「ギャ!」
ザシュ
「ウギャ!」
騎澪「よりどりみどりだな」
ガンガンガン
「ギャギャ!」
俺は今一人で悪魔どもを相手している親父曰わく「修行」だそうだ…迷惑極まりないな。俺の武器は二丁拳銃と背中に背負っている魔剣だ、たまにコヨーテって言うショットガンを使う。後、弾は魔力で作ってるからほぼ無限だ♪
騎澪「邪魔だ!ハニカムファイア!!」
ドガガガガガガガッ!!
「ギャギ」
「ハギャ」
「グギャァァァァ!!」
今のはただ銃を連射しまくっただけの技だ、連射力はマシンガンを越えるぜ!
騎澪「イーヤッホ--!!爽快感MAXだぜ」
悪魔は今の銃撃で全部死んだっぽいから帰ろうとしたら。
ガクンッ
騎澪「マジかよ!!」
地面に開いた穴に落ちた。
騎澪「イィィヤッフーーーー!!」
この穴が異世界に繋がっているかなと思ってしまう俺はイかれてんのか?だがよこの状況
騎澪「狂っちまいそうだ!」
その場に残ったのは静寂と悪魔の死体だけだった。
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