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-嘘と本当-
あの時俺
みんなに
嘘をついたんだ
お前が初めて本気で好きになった女だったから
自分が出した答えを
確認もせず
お前を傷付けてしまった
お前は
俺より背がちっちゃい
笑顔が可愛くて
でもﾜｶﾞﾏﾏで
いつも俺を困らす
一緒に居ると落ち着く
そんなお前が
俺を変えてくれたんだ
今までの俺は
飽きたら別れの繰り返し
お前と出会って変わったんだな俺
本気で一途になれた気がするんだ
結婚まで考えちゃってさ
俺らしくねぇ事して
でも俺素直じゃないから
これって決めたら
これで通す奴だから
俺もﾜｶﾞﾏﾏだったのかもな？
俺最近になって
また気付いた事がある
俺はやっぱり
お前なしじゃ無理だ
好きだ
愛してる
結婚してぇ
むしろ
お前以外の女と
一緒になりたくねぇ
確かにこの気持ちは本当なんだ
でもダチに
『まだあいつの事…好きなんだろ？』
って聞かれると
反対の事言ってしまう
恥ずかしくて
本当の事言ったら
今更格好悪いと思うから…
ごめんな…
幸せにしてやれなくて…
ごめんな…
約束全部守れなくて…
でもこれだけは自信持って言える
『お前の事が好きだ…愛してる…』
これだけは
今でも
他の誰にも負ける気がしねぇんだ
これだけは…
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