ぼくのサイキュバス

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 俺の後ろに。  「痛い~…痛い~…」  一生懸命尻なんか摩ってる、得体のしれない男。  「つかマジケツ打ったし!痔ぃになる!痔!痔!」  綺麗な面構えしてるくせに、何でこんなに『痔』を繰り返すのか。  「ぅおぉぉぉぉぉ……痔がぁぁぁぁ」  もはや既に痔になっているのか、摩擦熱でケツが擦り切れそうな勢いでケツをさする。  「端から痔なのかよ」  「いや、痔やないで」  真顔でキッとこちらを見る男は自分とタメぐらいで、目尻がキュッとつりあがっている。  小さな鼻に、ぽってりした唇。
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